手帳で夢は叶う?

手帳の話の続きで・・・。

私の手帳は大きく3つの内容に分かれています。

1つめはスケジュール管理と日記。

2つめはメモやノート。
打ち合わせの内容や、思いついたアイデア、頂いたアドバイス、気になるお店、読みたい本などなど、何でも忘れないようにその場ですぐに記録するようにしています。

そして、3つめは夢の実現に向けたページ。

5~6年くらい前でしょうか、「夢を叶える手帳術」系の書籍が流行り、私もそれらの本の中から何冊かを読み、レフィルを購入したりして、あれこれ実践してみたことがあります。
やりたいことリストを作り、優先順位をつけて、中長期で目標を設定し、具体的な短期目標に落とし込んでいく、といった作業を通して、自分の夢を明確化していく作業はとても楽しく心躍るものでした。

でも、その時作った「夢リスト」を今読み返すと、かなり一人よがりで、「夢」というよりはまるで「欲望リスト」・・・。
人に言うのも恥ずかしくて、こっそり胸にしまいこんでいました。

当然、それらの夢も書き出しただけでは叶うわけもなく・・・、ひとりよがりな計画目標は実行性にも乏しく・・・まさに絵に描いた餅。

その後、歳を重ねる中で、辛い出来事や、良き出逢い、人生の先輩方からのアドバイスや、友達の支えなどがあり・・・いつからか「自分の夢」の前提として、「人のためになること」を考えるようになりました。
そうすると、本当に叶えたい夢と、単なる我欲との選別ができて、夢に向かって具体的な行動をとれるようになったのです。

『Backe*分室 605』の「お教室開業講座」への参加もそのひとつ。
ここでは、はじめて自分の夢を声に出して語ることの大切さを感じました。
叶えたい夢があったら、それを言葉に出していく。
以前は恥ずかしくて、とても口に出せませんでしたが、今は胸を張って言えるようになりました。

「てづくり雑貨やあみぐるみのお教室をやりたい」というのも、最初の夢リストに掲げた目標の一つ。
長年を経て、良き出逢いと支えをきっかけに今年叶えることができました。
そして、そこからさらに良い出逢いが広がって・・・、多くの人に支えて頂いたことに心から感謝します。

手帳は私にとってはお財布よりも大事な存在。
自分の考えたことなどが全部詰まっているまさに分身のようなもの。
お茶を飲みながら、ゆっくりと手帳を見返したり、書き込んだりする時間は暮らしの中でとても大切なリフレッシュタイムになっています。

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