年賀状デザイン」カテゴリーアーカイブ

年賀状デザインについて その4・5

 

 

年賀状デザインについてその4。

こちらはトイプードルのワンちゃんが壁にペイントしている様子をデザインしたもの。

 

 

年賀状デザインは、賀詞と挨拶文が入ったものと、写真入りの2パターン作ることになっているのですが、このデザインは写真を入れることをメインに想定して作ったものでした。

 

余白が多い分、どのような形で写真を入れるかを迷ったのですが、最終的にinstagramのような四角い形の写真を入れる形に。

 

おかげさまで写真入り年賀状部門で6位になり、嬉しいです♡

 

 

逆に、こちらの柴犬は、お正月ののんびり美味しいシーンを描きたくて、後から写真をどのような形で入れるかをとても迷ったデザイン。

 

 

悩んだ結果、床の間に飾る絵のような形で写真を入れることにしましたが、写真が小さめになってしまったので、いっそのこと背景全部を抜いて写真にすればよかったなぁと今になって思ったりも・・・。

 

ちなみに、お餅を焼いている炭はクレヨンを削って、アクリル絵の具で色つけして作ったもの。

お餅や徳利はクレイ粘土で作りました。

なかなかリアルに出来たのではないかと密かに気に入っている1枚です。

 

2018年もたくさんの方に年賀状をご注文頂き、本当にありがとうございました。

 

戌年は始まったばかりですが、私の頭の中ではすでに亥でいっぱい。

 

2019年も可愛い年賀状ができるように頑張ります!

 

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年賀状デザインについて その3

 

年賀状デザインについてその3です。

 

こちらのデザインは私が編んだ2匹のワンちゃんを、年賀状印刷.comのデザイナーさんやスタッフの方が撮影、デザインをしてくださったもの。

 

とても可愛らしくワンちゃんを撮影してくださって、新春らしいあたたかく、可愛らしいデザインに仕上げて下さりました。

 

おかげさまで今年も人気ランキングで上位にあがっています。

 

やっぱりプロのデザインは違うものですね。

 

自分はまだまだ勉強が足りないなぁと改めて感じます。

 

 

 

こちらは写真入りバージョン。

 

写真が大きく入るので、お子さんや家族写真にピッタリのデザインです。

 

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2018年 年賀状デザインについて その2

 

年賀状デザインについて、その2です。

 

こちらは今年デザインした5枚の中でも特に気に入っている1枚。

 

雪を不思議そうに見上げるワンちゃん。

 

制作依頼を頂く半年以上前から描いていたイメージでした。

 

普段はなるべく細部までこだわって小物類を作り、場面を仕上げていくのですが、こちらはとことんシンプルに。

 

童謡「雪やこんこ」の詩に「犬は喜び庭かけまわり 猫はこたつで丸くなる♪」とありますが、まさにそのイメージで、先にご紹介した猫の年賀状と私の中では対になっている作品でもあります。

 

 

 

こちらは写真入りバージョン。

 

実は私、犬種に詳しくなく、自分の中の犬のイメージをそのまま形にしたため、娘からは「キツネ?」と言われたり、カテゴリー分けの際「何犬ですか?」との質問に「一応・・・犬です」と答える羽目に・・・。

 

そのため、この作品以降はちゃんと「○○犬です」と言えるように、画像で犬種の特徴をちゃんと調べて作るようになりました(当たり前ですね💦)

 

なので、キツネ好きさんもいかがでしょうか(笑)

 

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2018年 年賀状デザインについて その1

 

寒さが厳しくなり、日ごとに年末が近づいてきているのを感じるこの頃ですね。

 

今年もお便り本舗 年賀状印刷.comさんで作成させて頂いた年賀状について、それぞれ込めた想いや裏話をお伝えしていきたいと思います。

 

まずは、戌年にあえてチャレンジした「ネコの年賀状」。

 

以前から、とっても可愛いのに干支にないがために、年賀状ではいまひとつ存在が薄くなってしまっているネコが気になっていて、いつか作りたいと思っていたテーマでした。

 

最初は犬とネコが一緒に遊んだり、こたつに入っているデザインを考えていたのですが、いろいろ悩んだ末に「あくまでネコを主役にした年賀状を作ろう。そして、受け取った人が福々しい気持ちになれるような、あたたかいイメージの年賀状にしよう」と決めました。

 

鏡餅を飾って、コタツで温まりながらおせち料理を頂き、ゆっくりのんびりと新年を迎える。

 

オーソドックスではありますが、日本の良き伝統を大切にしたいという想いをこめて作成した1枚です。

 

どこか懐かしい、ノスタルジックなお正月を感じて頂けたら嬉しいです。

 

 

こちらは写真入り年賀状バージョン。

 

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年賀状デザインのお知らせ

おたより本舗 年賀状印刷.comさんにて、今年もあみぐるみ年賀状をデザインさせて頂きました。

 

 

私の作品はN4001~N4005とP4001~P4005です。

 

こちらは人気の写真入り年賀状。

 

 

 

お便り本舗 年賀状印刷.comさんは、年賀状印刷のネット通販において、2年連続全国1位という大変信頼と実績のあるサイトです。

 

さまざまな好みにお応えできるよう、選べる7デザインはなんと1057種類!

 

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おまけに全国送料無料。

 

自宅で印刷すると、インクジェット代や手間がかかったり、キレイに印刷できなかったという経験はありませんか?

 

年賀状印刷はコストがかかると思っていらっしゃる方、私もそうでしたが、インク代などを含めて計算してみるとビックリするくらいコストパフォーマンスが良く、仕上がりもとてもキレイなので、ぜひお試し下さい♪

 

おたより本舗 年賀状印刷.com

 

 

 

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寒中見舞いハガキデザインのお知らせ

 

おたより本舗さんにて、寒中見舞いはがきをデザインさせて頂きました。

 

私の作品はK1-1007、K1-1008、K2-1244、K2-1245です。

 

こちらは写真入りバージョン。

 

 

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年賀状デザインについて その5

 

年賀状デザインについて、その5です。

 

基本的に年賀状は写真に賀詞などを入れた完成形を納品するのですが、今年は新たな試みとして、私が作ったあみぐるみをプロのスタイリストさん、カメラマンさん、デザイナーさんが年賀状に仕上げてくださるというコラボをさせて頂きました。

 

そのデザインが上記のもの。

このデザインを最初に拝見した時、思わず「わぁ~♡」と声を出してしまいました。

幅広い年代の方に好まれる、新年にふさわしい華やかな年賀状。

こんなにステキに仕上げて下さって、感無量です。

 

こちらのデザインはおかげさまで、現在人気ランキングで第1位!

さすがプロは違います。

 

 

こちらは写真入りバージョン。

夫婦のトリを上手く活かして下さって、結婚報告にピッタリなデザインに仕上げて下さいました。

こちらもランキングで第10位と、人気のデザインです。

 

今回、自分1人では到底思い浮かばなかったり、実現出来ないようなデザインを、このような形でコラボさせて頂き、形に出来たことは、とてもありがたく、貴重な経験でした。

写真の配置の仕方一つとっても勉強になることばかり。

 

創作活動は、ともすると1人の世界で完結してしまいがちなのですが、いろいろな人と協力したり、アイデアを出し合ったりすることで、新たなことを学び、より良いものに高めていけることをしみじみと体感しました。

 

これからも、人との繋がりを大切にしながら、楽しく、皆さんに喜んで頂ける作品づくりをしていきたいと思っています。

 

アーツのスタッフの皆さま、本当にありがとうございました!

 

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年賀状デザインについて その4

 

年賀状について、その4です。

 

撮影が終わった写真は、Photoshopで明るさやカラーバランスの他、ぼかし加工、肉眼では見過ごしてしまった汚れの消去など細かな修正をします。

Photoshopなしでは年賀状のお仕事は成り立たないと言っても過言ではないくらい。

とってもお世話になっているソフトです。

 

修正が終わった写真はIllustrator上で、賀詞、挨拶文、差出人データを配置していきます。

この時、実際に文字と画像を合体させてみると、余白が想定よりも足りなかったり、バランスが悪いということが多々あり、その場合には撮影からやり直すことも少なくありません(涙)。

 

 

 

 

一番上の年賀状とこの写真入り年賀状も、基本的なデザインは同じなのですが、写真入りの場合は余白がないのと、差出人データが入る位置が変わるので、額の幅や床の面積などを微妙に変えて、別々に撮影しています。

 

最後の最後まで気が抜けない作業ですが、頭の中でイメージしたものが、試行錯誤の果てに1枚の年賀状として完成した時の喜びはひとしお。

 

また、そうして完成した年賀状を、一年のはじめにご友人やお世話になった人達に送るものとして選んで頂き、多くの人に手にして頂けるなんて、幸せなお仕事をさせて頂いているなぁとしみじみ感じています。

 

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年賀状デザインについて その3

 

年賀状製作について、その3です。

 

今回は撮影や画像の処理について。

 

私は1枚の写真として撮影できるものをデザインの条件にしています。

単に合成技術がないという話でもあるのですが・・・。

 

なので、例えば以下のヘビが飛んでいるデザインも、合成ではなく、一番後ろの背景、モスク、ヘビをそれぞれ配置して、1枚の写真として撮っています。

実際には丈夫なワイヤーで下からヘビを支えて、ちらっとワイヤーが見えてしまった部分を画像処理で消しているのですが、絨毯のカーブなど、浮遊感を出すのにとても苦労した1枚です。

 

 

また、基本的に私が作るあみぐるみは頭でっかちなものが多く、自立しないこともしばしば。

 

目立たない場所に針で支えを作るのですが、雪のシーンは下にキルト芯や綿を敷くので、そもそも安定も悪く、配置の微調整を繰り返す中で、あみぐるみや小物が倒れてドミノのようにセットが崩れてしまうことが何度もあります(T-T)

 

 

基本的に撮影は室内で自然光で撮っています。

年賀状の作成は春~初夏に行いますが、雨だと暗くて撮れないし、逆に晴れすぎても影が強く出てしまい、冬っぽく見えなくなってしまうので、天候のタイミングが悪くて撮影がなかなか出来ないことも少なくありません。

 

また、時間帯によっても光の入り方が違うので、だいたい1枚のデザインにつき10時~16時くらいまで撮影してみて、色の出方などがキレイなものをセレクトしています。

 

1デザインで撮る写真の枚数はだいたい100枚前後。

デジタルカメラ、万歳ですね☆

 

とりとめのない制作裏話を読んで頂き、ありがとうございます。

次回、撮影後の処理に続きます♪

 

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年賀状デザインについて その2

 

年賀状製作について、その2です。

 

年賀状を作る際には、おおまかに

①年賀状と同じサイズの紙にイラストを描く

②大きな画用紙などにイラストや要となる背景、小物を描き仮撮影

③あみぐるみや背景、小物類の作成

④セッティング&撮影

⑤画像の確認&加工処理

⑥賀詞、挨拶文、住所などの配置

という工程で進めていきます。

 

それぞれの段階を一言で表すならば、①は自分との勝負、②・③は時間との勝負、④~⑥は粘りの勝負といった感じでしょうか。

 

毎年一番頭を悩ますのが①のイラストの段階。

この段階で、自分の中で「これは絶対かわいい!」と思えるデザインが決まれば③までは比較的スムーズに進むのですが、年賀状制作も7年目ともなると、デザインがマンネリ化しやすく、煮詰まってしまうこともしばしば。

 

年賀状は春~夏に納品することが多いのですが、その後は再来年の年賀状のことが頭の片隅にあり、ふとした時にもどういうデザインにしようか考えていたりします。

常に干支を2年くらい先取りしているので、今の干支が分からなくなってしまうことも・・・。
 

その一方で、ふとした瞬間に何かが降りたように頭にイメージが沸くこともあり、不思議とそういうデザインの方が好評だったりします。

このデザインは、今回一番最初にパッと閃いた1枚。

 

イメージしたのは、配達員さんが年賀状を運んで来てくれるのを心待ちにしているお正月の朝。

背景の外壁には漆喰風の塗料を使い、扉もポストも自作しました。

この小物や背景を作るのが、編みものとはまた違った楽しみがあったりもします。

 

 

写真入りバージョンはこちら。

 

次回は④~⑥の工程についての裏話を書きたいと思います♪

 

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