年賀状製作について、その3です。
今回は撮影や画像の処理について。
私は1枚の写真として撮影できるものをデザインの条件にしています。
単に合成技術がないという話でもあるのですが・・・。
なので、例えば以下のヘビが飛んでいるデザインも、合成ではなく、一番後ろの背景、モスク、ヘビをそれぞれ配置して、1枚の写真として撮っています。
実際には丈夫なワイヤーで下からヘビを支えて、ちらっとワイヤーが見えてしまった部分を画像処理で消しているのですが、絨毯のカーブなど、浮遊感を出すのにとても苦労した1枚です。
また、基本的に私が作るあみぐるみは頭でっかちなものが多く、自立しないこともしばしば。
目立たない場所に針で支えを作るのですが、雪のシーンは下にキルト芯や綿を敷くので、そもそも安定も悪く、配置の微調整を繰り返す中で、あみぐるみや小物が倒れてドミノのようにセットが崩れてしまうことが何度もあります(T-T)
基本的に撮影は室内で自然光で撮っています。
年賀状の作成は春~初夏に行いますが、雨だと暗くて撮れないし、逆に晴れすぎても影が強く出てしまい、冬っぽく見えなくなってしまうので、天候のタイミングが悪くて撮影がなかなか出来ないことも少なくありません。
また、時間帯によっても光の入り方が違うので、だいたい1枚のデザインにつき10時~16時くらいまで撮影してみて、色の出方などがキレイなものをセレクトしています。
1デザインで撮る写真の枚数はだいたい100枚前後。
デジタルカメラ、万歳ですね☆
とりとめのない制作裏話を読んで頂き、ありがとうございます。
次回、撮影後の処理に続きます♪
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