私のものづくりの原点

私があみぐるみづくりをはじめたきっかけは長女の妊娠でした。
子どもが最初に手にするおもちゃを手作りしたいと思ったのがはじまりです。
 
ひと編みひと編み想いをこめて作ったにぎにぎを、小さな娘の手がぎゅっと握りしめた時の感動。
手作りのベッドガードの動物のアップリケを嬉しそうに眺める娘の笑顔。
それは、私にとって宝物のような瞬間でした。
 
もともと手芸は好きだったので、それまでにも巾着、マフラー、ビーズのアクセサリーなど、いろいろと手作りは楽しんでいました。
けれども、誰かのためにものづくりをして、それを使ったり、喜んでもらえた時の感動は、自分用に何かをつくる時の何倍も大きいということをその時に感じたのです。
 
長女がはじめてにぎにぎを握ってから12年。
今も娘達は「ママ、今度○○編んで!」と言ってくれます。
 
私にとってのものづくりの原点。
それは、ものづくりで人を笑顔にすること。
作る人はもちろん、その周りの人も笑顔になれるような教室づくりを目指したいと思っています。
 

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