ペンギンとディスクオルゴールに癒されて

1月下旬のこと、一蝶美術さんのアトリエにお邪魔してきました。

一蝶さんは、いわばアートプロデューサー。
現在は有隣堂の大人気イベント、さかざきちはる展を主にプロデュースなさっています。

私にとっては、8年前に有隣堂でのあみぐるみのイベントにお誘い頂いて以来、作品づくりや作家としての姿勢、人としての生き方など、公私にわたって多くのことを教え導いて下さる、人生の師匠のような存在の方です。

今回は有隣堂恵比寿店での2人展以来、3年ぶりの再開。
一蝶さん自らが設計&制作途上であるというアトリエは、細部までこだわりが詰まった、特別な空間でした。

さかざきちはる展の陰の立役者である一蝶さんのアトリエには、これまでイベントでお二人がタッグを組んで作られた素晴らしいペンギンの陶磁器が揃っています。
デザインの芸術性や、こだわって選ばれた磁器の美しさにホレボレ。
ペンギン達がイキイキと楽しそうで、ずっと眺めていても飽きない食器類に、ファンの方が早朝から並ばれる気持ちがよく分かりました。

おまけに、この陶器類でお茶やケーキをご馳走して頂けるなんて、なんとも贅沢なひととき。
ひとつの作品が出来上がるまでのさまざまな工程やこだわり、苦労話も教えて頂き、改めてプロデューサーのみならず、芸術家としての一蝶さんを尊敬しました。

そして、最後までステキなおもてなしが!
帰りのバスを待つ間に、一蝶さんがコレクションしていらっしゃるアンティークのディスクオルゴールを聴かせて下さったのですが、素晴らしい音色と音響に大感動!
現代にはない曲と柔らかな音色に、心がとても穏やかになっていくのを感じました。

すべてにおいて、“本物”を追求する一蝶さんの姿勢とこだわりに感服です。
ステキなおもてなしをありがとうございました。

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